朝ドラのちむどんどんファンはかなりいることは、もうみなさんご存じですよね。
今回は、2022年にはじまる朝ドラ「ちむどんどん」についてあらゆる方向から見ていきましょう。
ちむどんどんは、沖縄の方言で「胸がわくわくする気持ち」とのことです。
このことから、このドラマは舞台が沖縄なのかなと予想できますが、どのようなドラマなのでしょう?
目次
朝ドラのちむどんどんのタイトルの意味は?
『 #ちむどんどん 』
いよいよ明日から!
『“ちむどんどん”するっ!』#4月11日ちむどんどんスタート#朝ドラ @asadora_nhk pic.twitter.com/emudZNbnGK— 山田裕貴 (@00_yuki_Y) April 10, 2022
ちむどんどんにタイトルの意味には、どのような思いを込めているのでしょうか。
「ちむどんどん」は沖縄の方言で、胸がわくわくする気持ちを表しています。
沖縄に住んでいる方には馴染みのある言葉かもしれませんが、沖縄以外の方にとっては、初めて聞く言葉かなと思います。
言葉の意味としては、チム(こころ)がどんどん(わくわく)とのことです。
「明日、遠足があるのでちむどんどんする」のような、とても楽しみなことがある時に使っているようです。
あくまで個人的な感想ですが、ヒロインがわくわく・ドキドキを重ねながら成長していくというのが大きなストーリーなので「ちむどんどん」というタイトルに重ねているのではないかなと感じております。
沖縄の方言は、普段あまり聞きなれないものがとても多いと思います。
はじめて聞いただけでは意味が分からないものも多いですが、沖縄の方言の独特の柔らかい感じはなんだかほっこりするので個人的にとても大好きです。
また、めすらしい言葉なので耳に残りついつい話したくなるのでドラマのタイトルのするのにぴったりな言葉なのかなと思います。
沖縄方言のちむどんどんの使い方は?
「ちむどんどん」の言葉の意味が分かったら、次には実際に使って見たくなりますよね。
実際に沖縄の方はどのような使い方をしているのでしょうか。
少し、難しい文法的な側面から話すと「ちむどんどん」は「する」などのようにサ行変革活用として使っているようです。
例を挙げると、感動した時に「クライマックスが近くなるにつれちむどんどんした」といった感じです。感動を伝えたいときに使いたいときに使いやすそうな言葉ですね。
興奮した時の使い方もあります。
たとえば、「あの女優さんの演技に、最高にちむどんどんした」と使ったとします。胸が高鳴る様子、ワクワク感を伝えるときにもちむどんどんするという風に言えば意味が伝わるらしいですね。
最後に使い方としては、好きな気持ちを伝えるときらしいです。
「あなたの隣りにいると、ちむどんどんする」と使うと、相手に対する好意を表す言葉になるようです。こんなことを言われた方も「ちむどんどん(キュンキュン)」すること間違いなしですね。
このような使い方から考えても、「ちむどんどん」はとても前向きな良い言葉というか、明るい気持ちや素敵な感情の時に使う言葉ということがよくわかりますね。
朝ドラ「ちむどんどん」のタイトルはうりずんだった?
「ちむどんどん」はわくわくする、胸が高鳴るといった意味の沖縄の方言ということは分かりましたが、当初からこの「ちむどんどん」がドラマのタイトルの候補だったのでしょうか?
この朝ドラは、計画当初は、沖縄出身のヒロインが料理店を開くという設定だけが決まっていたそうです。
制作統括を担当するNHKの小林さんが、脚本家に羽原大介さんに依頼したのが2019年の秋とのことです。
2022年の春には、「4兄妹を軸とした家族の物語」という方向性が決まり、この時には仮にタイトルも決まっていたらしいです。この時に仮のタイトルは「うりずん」でした。
それから、話し合いを重ねて「ちむどんどん」になったそうなのですが「うりずん」も聞きなれない言葉ですね。
この「うりずん」も、沖縄の方言なのですが、どのような意味なのでしょうか?「新緑の季節」を意味する言葉です。
料理店を開く、新しい生活のスタートというところに、新緑の季節をかけて「うずりん」と名付けていたのでしょうか。
うずりんも可愛い響きの言葉ですね。
ちむどんどんのタイトルロゴのデザインは誰?
朝ドラといえば、いろいろな側面から注目されますが話題になることの一つに番組のロゴデザインがあります。
ちむどんどんのロゴは、その意味通りわくわくするロゴですよね。沖縄らしい、ウクレレのイラストや、ヤシの木などが可愛らしく配置されており、元気になる可愛らしいデザインです。このデザインを担当したのは、アートディレクターの小林幸一さんです。
他には、パルコアラなどのグラフィックを手掛けています。今回の「ちむどんどん」のロゴをデザインするにあたりコメントしてくれております。
「心」(ちむ高鳴る(どんどん)の言葉の意味から躍動感や多幸感、優しさや美しさなどをあらゆる方向から感じてもらいたいので、文字のデザインにはとても気を遣ったと話してくれています。
また、ハートを中に入れたのは、心、愛を表現するために入れたとのことです。ハートが文字の中にあると確かに愛があふれてあたたかな印象になりますよね。
最後に、沖縄らしい空や海は人と人とのつながりはもちろんですが、物語にテーマでもある食と文化と日本といった大きなイメージを感じさせるような気もします。
美しいグラデーションもとても素敵ですよね、
見た人が、「ちむどんどん」するようなものになっていると嬉しいです。」とのことです。そのコメント通りの「ちむどんどん」する素敵なロゴデザインですね。
まとめ
4月11日から放送されるの『ちむどんどん』タイトルの意味を紹介してみました!
『ちむどんどん』は沖縄の方言で意味としては、チム(こころ)がどんどん(わくわく)という意味です!
戦後の沖縄を舞台に沖縄料理店を東京で開くために奮闘するヒロインを黒島結菜さんが演じ、両親や4兄妹の兄弟愛を感じるあたたかな気持ちなる作品です。
朝ドラのちむどんどんのタイトルロゴを作成したのはアートディレクターの小林幸一さんです。