IBF世界ミドル級王者のゲンナジー・ゴロフキン選手は実は双子で双子の兄マックスさんの存在を知っているボクシングファンも少ないとか…
ゴロフキン選手は双子の兄マックスさんの他に二人の兄がいる4兄弟の末っ子として生まれています。
実はゴロフキン選手の双子のマックスさんと知られざる兄弟の絆や4人兄弟の生い立ちなどドラマチックな少年時代を経てボクサーになっているんです。
今はIBF世界ミドル級王者となったゴロフキン選手の双子の兄マックスさんと4人兄弟の生い立ちについて調べてみました。
目次
ゴロフキンの双子の兄マックスはボクサー?
ゴロフキンの12/29の試合待ち遠しい。こんなスター二度と日本で試合やらんぞ!
・プロ戦績42戦40勝 (35KO)1敗1分
・アマチュア戦績350戦345勝5敗
・プロアマ通してダウンなし
・あだ名はGod of war(戦神)
・アテネ五輪銀メダリスト
・試合は超アグレッシブ
・17連続KO防衛記録
・元三団体統一王者 pic.twitter.com/jTDxf9wnCn— ますたけ (@master_k1805) November 20, 2021
ゴロフキン選手には一緒にボクサーを目指していた双子の兄マックスさんがいたのですが、有名なのは弟のゴロフキン選手だけですよね。
双子の兄であるマックスさんはもちろんゴロフキン選手と一緒に過酷なトレーニングに励んだ双子の兄がいるとなれば、双子の兄であるマックスもボクサーではないかと思う人もいるのではないでしょうか。
ゴロフキン選手とマックスは一緒にボクシングを始め、二人三脚でボクサーへの道を進んでいました。
過酷なトレーニングに励んだゴロフキン兄弟ですが、なんとゴロフキン選手は双子の兄であるマックスに何をやっても勝てなかったそうです。
同じ体格・体重の双子でしたが、双子の兄であるマックスはゴロフキン選手より技術が勝っていました。
この時点では双子の兄であるマックスさんが技術が上なのはびっくりですね!
IBF世界ミドル級王者であるゴロフキン選手でも勝てなかった双子の兄がプロボクサーではないのは何か理由があるのか気になります。
双子でボクシングの世界王者になっていたかも…と思うとワクワクしますが、ゴロフキン選手だけが世界的ボクサーなのも深い訳があるようです。
マックスにはボクシングテクニックでは勝てない、そう思ったゴロフキン選手はより積極的に打って出るファイトスタイルへとシフトチェンジしていったそうです。
その結果パワーを兼ね備えたゴロフキンがプロへと進み、マックスはゴロフキン選手がボクシングで成功を治めるまでの間、両親の世話をすることに決めグローブを置くこととなりました。
兄のマックスがプロボクサーを諦めて両親の世話をすると決めた時の気持ちを考えると悔しかったでしょうね。
双子ということもあってふたりともボクシングの才能はピカイチだったはずなのでもしかすると双子の世界チャンピオンが生まれていたと思うと惜しい気持ちになってしまいますね。
ゴロフキン選手は世界チャンピオンでGGGとあだ名世界で愛されるになる道のりには双子の絆があったのですね…
ゴロフキンのGGGの意味が気になったので調べてみました。
ゴロフキンの双子の兄マックスの現在は?
かつてはゲンナジー・ゴロフキンと共にボクシングの道を歩んでいた双子の兄マックスですが、ゴロフキンのサポートに回り、現在はトレーナーとしての道を歩んでいます。
ゲンナジーはそんなマックスのことをとても感謝しており、とあるインタビューでは「家族、そして父親とマックスのために戦っている」と答えたそうです。
過去には、共にボクサーへの道を歩んだゴロフキン兄弟ですが、今日では一方はプロボクサー、もう一方は経験豊富なトレーナーと別々の道を歩むことになりました。
双子の兄であるマックスは、常にゲンナジーの側に立って、彼を支える大きな支持者となっていてゲンナジーは世界王者として偉大な結果を残していますが、マックスもまた大きな結果を残していますよ。
なんと、マックスはトレーナーとしての名誉称号を故郷であるカザフスタン共和国から授与されています。
マックスはワールドカップ時代のトレーニングプロセスに積極的に参加しており、この栄誉を賜ることとなりました。
マックスには報酬として、バッジとトレーナーとしての証明書を授与されています。
ゴロフキンの4人兄弟の生い立ちとは?
ゴロフキン
ルーツはアジア、韓国、ロシア系。ソ連崩壊とともに貧困になったカザフスタン。生活は貧しかった。
「あの時代はひどかった。みんな多くの問題を抱えていた。仕事がないんだ」。
五輪出場はそんな環境から抜け出すため。アメリカン・ドリームを掴む。 pic.twitter.com/yEGx5WsMrt
— in44y.com 海外ボクシング (@in44y1) November 16, 2021
ゲンナジー・ゴロフキン選手には双子の兄であるマックスの他にセルゲイとヴァディムという二人の兄がいるんです。
双子の兄がいることはボクシングファンなら知っている人も多いと思いますが、上の兄二人のセルゲイとヴァディムの二人を知る人は少ないでしょう。
それにはゴロフキン選手の父は炭坑夫として働いており、母は化学の研究室で助手として働いていました。
そして、セルゲイとヴァディムそしてマックスという双子の兄という6人の家族だったのです。
ゴロフキン選手が生まれた地域では、男子は格闘技をやるのが習わしで兄弟での遊びといえば、グローブをはめてのボクシングをするのが普通の日常でした。
しかし、兄弟でボクシングのトレーニングをしていたゴロフキン選手が9歳の頃、ソ連が崩壊しました。
カザフスタンの経済が悪化し、豊かだった家庭が一変してしまいました。
兄であるセルゲイとヴァディムは兵士として戦争に駆り出され、何の情報も無いまま戦死したという事実だけが政府から伝えられたそうです。
二人の兄の死がゴロフキン選手とマックスの双子に多大な影響を与えたのは間違い無いでしょう。
そんな中、ゴロフキンの双子はボクシングで稼いでやるという目標を定め、二人でボクシングの道を歩むことになったのでした。
まとめ
さて、今回はゴロフキンの双子の兄であるマックス、そしてゴロフキンの4人兄弟についてまとめましたがいかがでしたでしょうか。
ゲンナジー・ゴロフキンの強さには、その厳しい生い立ちが影響したのは間違い無いでしょう。
また、双子の兄であるマックスのサポートも欠かせないものでした。
ゲンナジーの兄弟や生い立ちについて、あまり取り上げられる事は無いですが、彼が歩んできた道は決して順風満帆ではありませんでした。
しかし、彼の生い立ちを知ることで、その強さの一端を知ることができたのでは無いでしょうか。